びゅ―びゅ― 風 風 くるくるまわる こんなに強く吹いてるのなら 君の香りも運んできてよ さわさわ 木の葉を揺する音 抱きしめた時の君の心臓の音をおもい出す びゅ―びゅ― 読みかけの小説のページをぺらぺら捲ってゆく 君がおすすめだよといって僕に貸してくれた こんなに強く吹いてるのなら 君のぬくもりも運んできてよ