「淳哉くん?」 荷物を持って淳哉くんに近づいた。 「一緒に帰ろ?」 「はいっっ」 思ってもみない淳哉くんの誘いに高鳴る胸を抑えて、淳哉くんの隣に並んだ。 「あれから、何もない?」 あれからって言うのは、球技大会?ってことからかな、 「何も、ないよ?」 「そう?ならいいんだけど、1つお願いがあるんだ」