「頭、打った…?」 「ん、でも!もう大丈夫だよ?!」 「……誰がやったの?」 さっきまでの優しい瞳が消えた。 「分からないです…」 「どんな特徴でもいいから思い出して?!」 「ちょっと大川淳哉!愛が怯えてるし私らの存在忘れすぎ!!それにさっき…えと、」 「水田(みずた)です」 「水田ちゃんがそいつらのこと教えかけてくれてたでしょ? ちょっと落ち着きなさい!」 美奈ちゃんに一喝された淳哉くんは私に申し訳なさそうな顔をして"水田さん"と声を出した。 「教えて、くれる?」