「……愛?」
声がしたほうを向くと、
「淳哉くん?」
「珍しいねー髪型がいつもと違う♪」
「変…ですか?」
「そんなことないよ」
淳哉くんの指先が髪の毛に触れる。
「よく似合ってる…」
「あ、りがと…」
見つめられているのは髪の毛なのに、意識が、全てが…。
全部伝わってしまうんじゃないかってくらい、ドキドキしてる。
「…試合?」
「あ、今確認しに来たんですけど…」
「淳哉ー!!早よ来ーい」
「おー今行く!!
…俺、今からだし…時間あったら見にきてよ」
「はいっ」
「じゃ、お互い頑張ろーなっ!」
呼ばれたほうに走る淳哉くんを見ながら、試合時間の確認…


