りっちゃんの背中を見送りながら、そわそわと時計を確認する。 「……変じゃ、ないかな…」 慣れない化粧に、浴衣に、妙な不安は募っていく。 ドキドキする胸は、止まることを知らず、加速していくばかり…… 「はぁぁ~~…!!」 鏡に映る自分。 淳哉くんのために、可愛くなりたいと思って、……私。 淳哉くんのこと…… ―――好き…? この気持ちが、好き? ドキドキする気持ちは、恋?