淳哉くんが部屋を出て行った後。
「~~~~っっ!!」
まだドキドキする胸を押さえて座り込んだ。
「………」
不思議と、嫌ではなかった…
真っ赤になる頬を両手で包み込み、小さなため息をついた。
淳哉くん…何を言いかけてたんだろう…
一方、キッチンでは。
「何で帰ってきてんだよ!!」
「あら~?家に帰ってきちゃダメなの?」
「そうじゃないけど…」
「誰もいないかと思ったんだけど、キッチンには美味しそうなカレーでしょ?アイツが作るわけないし、淳哉だと思ってね?一応、確認に行ったら、…で、悪気はないし、もう行かないから続き、いいわよ?」
「…続きってなぁ!!雰囲気ぶち壊して続きもあるかぁ!!」
「にしても、アンタ、本気なのね~」
「はぁ?!」
「だって初めてじゃない?女の子連れてきたのって」
「………」
「彼女がいたことくらいは知ってるけど、家にはあげなかったじゃない。絶対にね?でも、あの子は違うんでしょ?」
「あぁ…」
「大切にしてあげなさい?」


