コンビニに立ち寄って、欲しかった雑誌とデザートを買って帰った。
お昼ごはんをみんなで食べて、私のデザートを勝手につまみ食いした鉄平を叱って。
私は今、部屋で寛いでいる。
早速、ケータイのストラップを付け替えて、ケータイをケースに入れて眺めてみた。
「うん…可愛い」
ストラップはケースの外に出せるようになっているから、出し入れするのに便利そうだ。
それから…そう、幸せを呼ぶクマだ。
妊婦さんは、名前をつけろって言ってたよね。
私はクマを手のひらに乗せて、ぼんやり考えた。
男の子の名前、ねぇ…。
「…小鉄でいいか」
ぱっと思い浮かんだのは、弟の鉄平の名前。
このクマは今日からウチの子になるんだから、鉄の字を入れて、小さいからコテツ。
……うぅ、ネーミングセンスないなぁ、私…。
「小鉄って…クマのぬいぐるみにどんだけ渋い名前つけてんだよ」
「そうだよねぇ、やっぱ変え…」
聞こえてきた声に無意識に返事をした私は、思わず言葉を止めた。
今、私は部屋にひとりきり。
え、何、このホラーな展開。
「ちなみに、今更名前変えられねぇからな」
言葉と同時に、手のひらの上で何かが動く感覚。
思わず手を払うように動かしちゃった私は悪くない!
だって怖いでしょ?! 正体不明の声に、なんか手に感触が…
「乱暴なヤツだな…」
「だっ、誰よ、アンタ!」
怖いっ、怖いってば!
「下見ろ、下」
下見ろって言われても…うぅ、怖い。
声が聞こえる時点で虫とかじゃないって分かってるし…。
それでも、正体不明の方が怖いから、そろそろと下に視線を落として…
「よぉ」
ラグの上に2本足で立ち、軽く片手を上げたクマを発見してしまった。
お昼ごはんをみんなで食べて、私のデザートを勝手につまみ食いした鉄平を叱って。
私は今、部屋で寛いでいる。
早速、ケータイのストラップを付け替えて、ケータイをケースに入れて眺めてみた。
「うん…可愛い」
ストラップはケースの外に出せるようになっているから、出し入れするのに便利そうだ。
それから…そう、幸せを呼ぶクマだ。
妊婦さんは、名前をつけろって言ってたよね。
私はクマを手のひらに乗せて、ぼんやり考えた。
男の子の名前、ねぇ…。
「…小鉄でいいか」
ぱっと思い浮かんだのは、弟の鉄平の名前。
このクマは今日からウチの子になるんだから、鉄の字を入れて、小さいからコテツ。
……うぅ、ネーミングセンスないなぁ、私…。
「小鉄って…クマのぬいぐるみにどんだけ渋い名前つけてんだよ」
「そうだよねぇ、やっぱ変え…」
聞こえてきた声に無意識に返事をした私は、思わず言葉を止めた。
今、私は部屋にひとりきり。
え、何、このホラーな展開。
「ちなみに、今更名前変えられねぇからな」
言葉と同時に、手のひらの上で何かが動く感覚。
思わず手を払うように動かしちゃった私は悪くない!
だって怖いでしょ?! 正体不明の声に、なんか手に感触が…
「乱暴なヤツだな…」
「だっ、誰よ、アンタ!」
怖いっ、怖いってば!
「下見ろ、下」
下見ろって言われても…うぅ、怖い。
声が聞こえる時点で虫とかじゃないって分かってるし…。
それでも、正体不明の方が怖いから、そろそろと下に視線を落として…
「よぉ」
ラグの上に2本足で立ち、軽く片手を上げたクマを発見してしまった。
