屋上について早々 服部は意味もわからんことを聞いてきた。


「昨日の電話でのNEWS覚えてる?」


「あぁ。最悪だったよ。」



「そりゃ そうだよね。
美代が誰かに告白しちゃうんだもんね。」



「お前は何が言いたい?」



服部は黙り込んでしまった。





しばらくしてから 服部は口を開いた。



「海斗クンは…
美代が告白するの
…………イヤ?」



「あぁ 俺以外の奴に告白なんて
嫌だね。」



当たり前だ。

俺は 幼稚園ぐらいの頃から美代に惚れてた。

それぐらい好きな美代が俺以外に告白するなんて考えられない。


「そっか。」



「だから お前は何が言いたい?」