主人公のルナに関して。
彼女は、内気な性格です。
好きな人がいても、遠くから見つめてるだけ。
自分で動くようなことはあまりしない。
だから、
猫に導かれるようにして、学校に来た。
…でも、杉峰君に対しては、
「好き」というよりも、
「あこがれ」という意識の方が強いのではないかと思います。
まあ、争い事は好きではないようなので、
ヘタに杉峰君と仲良くしようとして、
とりまきの女の子たち(そんなのいるんかい)に
目をつけられるのはイヤだったようで。
だから、杉峰君が積極的に動く必要がありました。
とはいえ、
「猫になったら会えるかも」というのは、
かなり安直な考えではないかと…。

あ、そうそう。
高校時代にこの話を書いた時、
杉峰君は、ルナの2つ下でした。
先輩と後輩だったんですね。
なので、面識がなかった。
でも、あまりに面識がなさすぎるというのも問題だし、
同じ年にしたかったので、
「同じ学年でクラスが違う」という設定に変更。
で、問題勃発。
私の高校時代というのは、
ベビーブームの終期だった(年齢バレるな)ので、
それなりにクラス数がありました。
だから、同じ学年でも、
面識のない人もけっこういました。
でも、この少子化のご時世、
…クラス数少なくなってる(爆)
1学年2クラスとか3クラスくらいだと、
面識がないわけがないじゃない!
自分で突っ込んでしまいました(苦笑)
杉峰君が転校する、という設定は、
その時の名残です。
ああ、なんて強引。