「あーっっ、ひなただ」



階段を下りていると
声がした。



下の方をのぞいてみると
友達のちいろが居た。



下からどーやって
私の事、見つけたんだろ...





「ちいっ、おはよー」


私はそう言って階段を駆け下りた。



「屋上に行ってたんだ?」

「うん、超きもちよかったしー」



私たちは、教室へ行った。



私は、2年でちいろと同じ3組。

3組は、超ユニークなクラスで
インキからヤンキーまで
いっぱい居る。


その中で一緒のグループなのが
ちいろとあと2人
ななとゆま。


この4人は何かと仲がいい。



「まだ、あんましみんな来てないね」

ちいろが机に座る。

私も横の机に座った。