「んー…。きもちいー」 屋上の真ん中に寝転ぶ私。 朝の日差しに手をかざした。 1人でよくここに来る。 まだ誰も来てない学校にただ1人で いるのが好きなんだ。 なんて、 こんな朝早くに学校に来るのは めったになくて 普段は遅刻ばっかりの毎日。 でも、たまにこうやって 朝早く来てここに寝転ぶと それだけで気持ちが軽くなった。 そろそろ、みんな来たし戻ろ... 私は、カバンを手に屋上を後にした。