親切心としてやった訳じゃない。

彼に近づくには何かしなきゃ…。

私の存在を彼に知ってもらわなきゃ…。

そんな自分勝手な考えからした行動…。

偽りの行動…。

彼を助けたくてじゃない

私が彼に自分の存在を知ってもらいたかったから

結局はまともに何か会話した訳でもなく

喫茶店を出て

しばらく歩いたとこまで

ただただ彼に

手を引かれて歩いてた…

何も話さずに。

期待なんてするんじゃなかった。

そもそも期待なんて最初からできるわけないんだよ。

彼には彼女が居る

これはいわゆる女の勘ってやつ。