仕方なく俺はそのウエイトレスの言うことを聞くことにした…
信吾たちに
『行ってくる』
と伝えて
ウエイトレスの後を付いていく…
向かってる先は…控え室!?
そこに向かってる途中
トイレの近くに立っていた女の子にぶつかってしまった…
ボーッとしてたのか
ぶつかった拍子に
女の子はしりもちをついてしまった…
『あっ!!ごめんね?大丈夫?』
そう言ってしりもちをついたまま座り込んでる女の子に手を差し伸べた…
女の子は顔を上げて俺を見ると一瞬
驚いたような顔をして
「あっ…」
と小さく声を出した…
『ん?』
俺がそう言って首を傾げると
慌てて口元を手で覆って
「なっ何でもないです!!失礼しました!」
そう言って俺の手も掴まず1人で立ち上がると
この場を離れて行ってしまった…
なんだ?
変わった子だな…
そんなことを思いながら
俺が来るのを控え室の前で待ってるウエイトレスの元へと向かう…


