そして

待ち合わせ場所である喫茶店に着いた…

中に入ると髪を1つに束ねたウエイトレスが

「何名さまでしょうか?」

と声をかけてきた…

「今のところ3名だけど6名になるから6人分の席用意して!!」

信吾がそう言うと

「かしこまりました。では、ご案内致します!」

と軽く会釈をして俺らの前を歩き出した…

俺らはその後ろを着いていく…

案内された席に着くと

別のウエイトレスが俺らに水を出してくれる…

そのウエイトレスからやけに感じる視線…

俺だけに…

バイトの子かな?

俺らと変わらないような年齢の女の子…

でもなんかどっかで見たことあるような…

いや…ダメだ

思い出せねぇ…

そんなことを思いながら

俺らの席から離れた

そのウエイトレスの後ろ姿を見つめてた…