涼子はめったに

甘えたり我が儘を

言ったりしない…

だからこそ俺は

たまにしか

甘えてこない涼子に

メロメロになってしまう…

『そんなに見たいか?』

そう聞く俺は顔が

緩みまくってる…

涼子が俺のために

編んでくれたマフラーは

紺の毛糸で編んだ

柄無しのマフラーだった…

「うん!すっごい見たい!!」

明るくそう言う涼子が

本当に愛しく思えた…