「お前の手編みだもんな♪まじ大事にする!!これから毎日巻いて来るし!!」 嬉しそうに 目じりを下げて 幸せそうに笑う彼… そんな姿がすごく 今の私にはキツくて ツラくて… 気づけば私は 走り出していた… 後ろからは香菜実が 驚いて私を呼ぶ声が 聞こえたけど… 私は夢中で走っていた…