俺はなんだかまだ夢か幻を見てたような気がして

何度もこれが現実だと自分を納得させるために

頬をつまんだり水滴がついてるコップを頬に当てたりした…

『冷たッ』

やっぱし現実だ。

たくさんの人でにぎわうファミレス

子供の声やカップル,
学生たちの声etc…が店内に響き渡る

そんな中俺は一人考えごとをしていた

あの信吾がお姫様だっこをして…

さっきの光景が今だに信じられないでいる…

まだ戻ってこない2人を待つべきか

信吾に気を使って帰るべきか…

悩んでいた。

ん-…
マジでどうしよ…?