「なんだ?内気な信吾にもとうとうお姫様が出来たのか?」

ケラケラ笑いながらからかって言う金髪の人

てゆうか…早く服着てよ(泣)

目のやり場に困るって

まさにこういうこと。

私はずっと床を見つめ固まったまま…

「いいから…とっとと服着ろよ馬鹿泰智が!目のやり場に困ってんだろ-が!」

まるで私の想いが通じたかのようにそう言って

椅子に座ってる私の前に膝をつくと

「痛いと思うけど…ちょっと我慢してね?」

優しい口調でそう言ってくれた

床に向けてた視線を目の前に居る

黒邊くんの友達に向ける…

初めて目が合った。