「んでさ、お前昨日女の子と帰ったよな?彼女とか言って…でもあの女の子はお前の彼女じゃないよな?だってお前の彼女は他の県に行っちまったんだから。」
なんとなく言いたいことがわかった俺は
『あの女の子とどんな関係なのか知りてぇんだろ?』
マコトと信吾を交互に見てそう言った
2人とも頷いた。
「そうなんだよ。んで信吾がその女の子気に入ったみてぇでさ。紹介して欲しいんだと。」
『は!?』
「だってお前の彼女じゃないだろ?俺たちお前の彼女なら涼子先輩だって知ってるし。」
そうだけど…。
ん~。
どうすれば良いんだ?
そもそもあの女の子は何で知り合いでもない俺に
声をかけて助けてくれたんだろ?
ふと湧いた疑問
なんで?
俺のこと知らないよな?
俺もあの女の子のこと知らないし。


