「あっそうだ!大地さんこいつも一緒に食べてもいいっスか?」 瞬の声で我に返った俺。 誰かと話しているみたいだ。 「おっ!見かけない顔だな!転校生か?」 さっき未歩を呼んだ声だ。 誰だと思いそいつの顔を見た。 「そうなんスよ!白石海斗って言って俺の親友なんです!あっ!海斗この人は水谷大地さん。んで未歩の兄ちゃん!」 瞬は言ったあとにハッ!っと焦った顔をした。 言わなくてもわかる。 この人が未歩の兄貴だってことぐらい。