「…んで何?」


私はちょっと控えめに聞いた。

その瞬間!

バシッ!


頭を叩かれた。


「いったーい!!!!」


教室に私の叫び声が響いた。


私は少し涙目になりお兄ちゃんを睨んだ。


「いきなり何すんのよ!」


お兄ちゃんは私の頭を持ち下に向けた。


ん?睨んだから顔を下に向けられたのか?そんなに睨んでたかな?


「ばっバカかお前は!いつもいつもべっ弁当忘れやがって!」


お兄ちゃんはなんか焦ってた。

何で焦ってるんだろう?

あっ!やっぱりすごく睨んでたから怖かったのかな?