この想いがキミに届きますように

「だからさぁ、空くんにとって青い瞳は何か嫌な思い出があるんじゃないの?」



嫌な思い出?


「そんなっ…」


だとしたら私は何て残酷な事をしてしまったんだろう…。


私は空の『恋人』なのにっ…。

空が幸せでいれる様に支えていなきゃいけないのに…。



…キミの心を守らなければいけない存在なのに…。


「詩音…」


ミユが私の肩に手を置いた。