この想いがキミに届きますように

体力的にも精神的にもまいって来て、気を失いかけた、その時・・・・。


「空・・・・?」


「・・・?」


閉ざしかけた目をゆっくりと開くと、そこには傘を片手に俺を心配そうに見つめる詩音の姿・・・・。


「空、何してんのよ、傘もささずに!!!」


詩音はハンカチで俺の顔の水さを拭き始めた。


「空・・・泣いてるの?」


詩音の水を拭く手が止まった。