しばらくすると、

「胡汰朗、寒いよ。」

と言ってまたこたつに戻ってしまった。


えー、もう??

そう思いながらも、

真菜と一緒に食べる夕飯の用意をする。

別に真菜の料理の腕は悪くないんだし、真菜の手料理も食べたいんだけど、

冬だし、それに真菜が大好きだから真菜の喜ぶことをしてあげたい。


そう思う俺は真菜を好きすぎてると思う。

でも俺は真菜を好きすぎる俺も案外好きで、この事の成り行きも気にいっている。