―――― 「まだ~…」 ギラギラと光る太陽。 まぶしい光を ただただ見つめているー…。 箱並ぶ街並み。 そこでただ一人ー…。 溝草梓音。19歳。 今年の春。 最愛の彼氏にふられー… 挙げ句の果てに受けようと思っていた大学は単位が足りなくて、受けることができなかったー…。