月夜に悪魔-2-




「俺、嫌なんだよね魔力使うの」


はぁ、とラミエル君が溜め息をつく


「メロンパンぐらい、自分で出せばいいのにさぁ」


「償い」



「はい、すいません」


ガンとした強い呟きに蹴た押させ、ラミエル君が素直に謝った


その間にもミカエル君はモグモグと、メロンパンをたいらげている


顔が微かに綻んでいた


その証拠に、まわりに花がとんでいるように見える

「ナナイにもあげる」


食べかけのパンを私の口にいれた


「おいしい、でしょ?」


ミカエル君はニッコリ笑った