月夜に悪魔-2-




ゴン…


鈍い音をたてて、その本は見事ミカエル君の頭に直撃した



「…………痛い。」


反応遅っ!!?



そんなミカエル君だったが、振り返った時の表情はある意味一番怖かった


無表情で


「とても痛いな」


とだけ呟いたのだ



「あ、いや…その」

タラリ、とラミエル君の額に冷や汗が垂れて来る


「メロンパン」


「え…?」


「メロンパン食べたい」


ミカエル君の言葉に反応して、ラミエル君がピクリとなる



そしてパチンとラミエル君が指を慣らすと、大量のメロンパンが出て来た