びゅん…!
彼が羽ばたきだすのと同時に学校に向かって走りまくった
本返してないや!!
あ~!今はそれどころじゃない!!
初日で遅刻はかなりやばすぎるよ!
「……はや…」
後ろを男の子があっけにとられた顔で追いかけてきていた
「っ~!!なんでついてくるのよ!」
「いや…行く方向一緒だし…、本当君足が早いね」
「今は話しかけないで!!」
「…ん…わかった」
だけど彼はそのまま後ろをずっとついてきていることに気付いた
空飛んでるんだから違うコースでもいいはずなのに…
そのまま私たちは学校へ疾走&疾飛した

