月夜に悪魔-２-

「え？」


「で、どうしたの？」



ラミエル君が真剣な顔で聞いてきた



でも…本当にどうでもいい事なのにこんなに心配してくれてうれしいかも……



私はただ単に恥ずかしかったから食べなかっただけだと伝えた



「あははははは！！！」

「…笑いすぎ…」



「だってなんだよその理由！！まじ笑えるだろ！！」


「………」



「ごめんごめん、でも本気で心配してたから良かったよ」


ラミエル君はやがて笑うのをやめた


「もう心配させんなよ」


ラミエル君はそう真剣にいって、私のおでこをつんっとつついた