月夜に悪魔-2-




パタンとドアをしめて、ベッドにバフッと倒れこむ


なんか今日はいろいろありすぎて疲れた



すると、ドアがいきなりガチャっと開いた



「…!?……あ、ラミエル君」


「なんかご飯食べてなかったから心配になっちゃってさ」


「あー、別に体調が悪いとかではないから大丈夫だよ」


「そう?あとね、コレ」

そう言って、パンを差し出した



「やっぱお腹すくだろうなぁって思ったからもらってきた」



「ありがと…」


「何々?そんなしらけてどうしちゃったわけ?」


「………別にものすごくどーでもいいことだから気にしないで」


「気になるよ?ナナイの事だから」