月夜に悪魔-2-




そんな話をしていると、お母さんの声が部屋に響いてきた



「晩ご飯ができたって!おりておいで」



「あ、できたみたい」


「…じゃあ行こっか」



私たち三人は大広間へと急いだ




―――――――
――――――
――――…
―……



「おい、ナナイとクソチビども。遅すぎでは?」

「すいません、トランプを片付けていたものですから」


ミカエル君が怒りぎみの私のお父さんに冷静に言った



「……じゃあ食べようか」


「いただきますわ」



やはり、綺麗な人だけあってサラサさんは上品に食べている


ラミエル君とミカエル君は…



お上品―!!?


ミカエル君はいいとして、あのラミエル君がお上品に食事をとっている



私は目をまるくした