「お父さん?何しにきたの?」
「んー?ベッド用意するため」
そう言ってお父さんはパチンと指を鳴らすと、二つのベッドが出てきた
「君達のベッドはこれね、くれぐれもナナイに手をださないようにね…?」
今…お父さんの笑顔が怖かった
「……手を出すってどういう意味?」
「やるって事だろ…、つか、ナナイの父さんの場合触るのもダメそう…」
「……ふーん?」
ミカエル君はイマイチ意味はわかっていなかったみたいだが、お父さんの怖さは伝わっているみたいだ
「さてと…何する?」
たしかに部屋に来たのはいいが、やる事を全く考えていなかった

