暁のいる病室に行こう。


「勇飛‥」

そこには

「日向?」

日向の姿があった。


目を真っ赤にした


「今日、何の日か知ってる?」


何の日?
別に祝日でもない‥
日向と暁の記念日?とか?

「命日だよ」

「‥命日?」

「そう‥暁のお母さんの‥」


命日‥
今日が?


けど‥暁は何も‥


それに、何もしらない‥


「そうなんだ‥」



ああ、そうか。



「それにさ‥ごめんね?あんなことして‥」


ただの友達だ。


まだ日の浅い。


ただの友達なんだ



「‥‥い‐よ」


「本当にごめんね‥?」


そんな事忘れてた。

体を売っても暁の気持ちは手にははいらない。


意味がない。


「病室戻ろうっか」

「うん‥」


けど‥暁は‥日向が好きなんだ‥


おんなじ目にあわせる?


だめ。


暁に嫌われる‥



どうしたら‥どうしたら‥













暁の心が手にはいりますか?