病院につき私達は救急車をおりた

「陽生君!!」


看護師が呼んだ。


「あ‥藤原さん‥」


「あなた‥血でてるぢゃない!!早くこっちに!」


「藤原さん―!!!‥‥‥‥。」


陽生は何かを目で訴えた。


「‥ぢゃ行きましょう‥」



「‥うん、後で暁んとこ行くよ。」


「わかった‥陽生も気をつけて‥」


それから暁は出血。


暁は時々「‥だッ‥‥?」とはっきり聞こえない言葉を発する。


苦しそうに‥