「暁!!暁―ッ!!」


電話しなくちゃ‥

あたし‥携帯‥教室だ‥

「日向!電話!」


ビクッ


我に変えるようにハッと目がさえる。


「わ‥わかった‥」


日向が電話をかけているうちに暁に近づく。

好きな人が無惨にも倒れているのは正直つらい。日向の方がもっとつらいだろうな‥


「勇飛‥来てくれ‥る‥って‥」


声が震えていた


突然の出来事だし、ましてや好きな人が倒れているんだ、それに‥自分をかばったせいで‥って思ってるのかもしれない‥


「ひ‥な‥た?」


「あき‥「あきら!!!!」


あたしの言葉は日向によってかきけされた。なんか‥すごい。


負けてる気がする。


見た目も努力も‥










本当に好きだと思う心の気持ちも‥