手が震え、妙な汗をかく。


これから何があるのか‥


半端なことじゃないだろう、話だけでは終わらない気がする。



「あの‥ようって?」


「はァ?ただゴミ捨ててきてほしいだけだけど?」




それだけ‥?

本当にそれだけ‥?

逆に怪しい‥



あたしはごみを持ち、焼却炉に向かった。


本当にそれだけで終わるのか?

誰かが後ろに立っていた。

あたしと、そいつの影が重なってる。

距離が近い―

危ないと思った時にはもう遅かった。



ガン―


頭に響く音。


何かで殴られた‥



凄く痛い。