「もういいよ‥」


泣きながら日向は言った。


何それ?

なに泣いてんの?

さっきまでの威勢はどうしたの!!?


ナニソレ‥?



その涙の下で‥何を考えての?


「あ‥?どうかしたのか?」


暁があたしの後ろに立ってる。


「なッ‥なんもないよ‥」


「日向ないてんぢゃんかよ!」


「‥‥‥‥‥。」


もういいや、あたしはこの教室ではどうせいじめられるんだ‥。

言いたい事いえばいいや‥


「暁、ごめんね?あたしが悪いの‥」


周りがざわつく


「はぁ‥‥?」


「あたしがね、暁の事好きだからいけないの‥」


「え‥!?」


周りががし‐んと静まりかえる。


「ぢゃね‥」


あたしは教室を勢いよく出た。


「ちょ‥勇‥」



「暁ッ!ほっとこ‥?」


「ん‥ぁあ‥」