あたしが全部悪いの?

誰だって‥

恋する資格はあるよ!!

そんなのおかしいよ‥



仕方なく教室にむかう。


―ガラッ


みんなの視線があたしへとむけられる。

な‥に‥?

真ん中で机にうつ伏せになって泣いている人がいる‥

日向だ‥

日向が言ったんだ!


バン!!


突然教室に響く音


「なぁ勇飛、お前は悪くないっておもってんのかもしんないけどよ‥一番可哀想なのは日向なんだぜ!?」

音をだした張本人が言う。

そいつは栗原誠〔クリハラマコト〕
真面目でクラスの学級委員。馬鹿だけど人一倍努力する人。
暁ともなかがいい。



みんなはあたしの事考えた事あるの?

どうせみんな日向の味方でしょ?

あたしだけが悪者でしょ?


本当のことは聞いてこないこず、


真実をしらずに偽りだけを信じてる。

このクラスは最低だ。

「だんまりかよ‥」


あんたがあたしならどうするの?

何を言っても「お前が悪い」と言う結果の言葉は返ってこないでしょ?

それとも、こんなへまはしない‥って事?


「つ‐かさ、お前が日向ならさ自分の彼氏といちゃつかれるの嫌だろ!?そこ考えろよな!!」


そんなのしょうがない


好きになってしまったんだから‥―