勢いで来てしまった。

隣のビルに…

自分の病室がよく見える

いっそうココから落ちて死のうかな。

無駄な治療費もはらは無くていいし…

でももう、京香やみんな、お母さんやお父さんに会えなくなっちゃう…

仕方ないこれも運命なんだ。

と思った時

「なにやってんだよ」

「誰?来ないで!私はあと、一ヶ月しか命がないの、だから生きている価値がないの」

「そんなことねぇーよ。後一ヶ月の命何だから価値があんのじゃ、ねーのかよ。」

そうかもしれない…

「わかったよ。後一ヶ月頑張って生きるよ」

そして私は彼に抱き着いた。

これが私の運命を左右する、出会いだった。