【短編】素直になれなくて[番外編追加]

次の日。


久々に姉弟で登校した。


周りからは、物珍しそうに見られた。


でも、楽しかった。


だって、弟は私を理解してくれてたって事が嬉しくて。


素直になりたいって思えたの。


学校に着くとちょっとした騒ぎになっていた。


日向は『やべっ。ミスったかも。』って言ってたけど。


私は、理解していなかった。


私は、教室につくと、愛が私に迫ってきた。


「葵、どういうこと?」


周りの人も聞き耳をたてていた。



「へっ?なにが?」



「なにって、あんた....」



愛は、呆れていた。