いつも素っ気ないのに動揺して変になるばかり。


そんな私に告白する男が増えるばかり。


『ごめんなさい。』


それしか言えなかった。


そんな周りの変化に焦りだした大和が私に告白してきた。


『葵が好きだ。すべてを受け止めるから、俺の彼女になって。』


私は、なぜか涙がでた。


なにに対してなのかわからないけど。


この言葉を待っていたのかもしれない。


「私でいいの?」


そうしか言えなかった。


私は、大和が好きで逃げてたんだ。


私と大和じゃ釣り合わない。


勝手に逃げて不安定になった。


バカみたいな私。


たまには、そんな自分もいいかな。


なんて思い自分もいた。


そんな感じでつきあい始めた私と大和。


大和とつきあい始めたら、いつもの私に戻れた。


周りの男は、ショックを受けていた。


愛いわく『見た目通りのかわいい女の子』だったみたい。


大和は『そんなのは、俺だけに見せればいいんだよ。』だって。


私は、取り乱した事があまりなかったからどうでもよかった。


大和にそう言ったら、怒られた。


大和は、独占欲が強いんだって知った。