お前は絶対俺のもの




そう言われてみれば……

沖田陸は毎日学校には今からでも遊びに行けそうな感じの私服をきている。

でも今きているのは薄汚れたTシャツとジャージ。


それに手も黒く汚れている。

いかにも掃除していますっていう格好をしてる。

「そんな…ことかぁ……」


わかんないけど、すごく安心した。

全身の力が一気に抜けてしまった。


2人には手伝ってもらってただけ……。


ホッとした。


「大分キレイになったから2人にはもう帰ってもいいっていったんだけどな……」

ひょいと理科室を覗く。

「よく見てみるとまだ汚いところが何カ所かあってなぁ」


はぁーとため息をつく沖田陸。

額に汗が光っている。


「なんなら風香も手伝ってくれてもいいぞ♪」


冗談ぽく言った沖田陸。

でも……



「うん、やる。」

「え?」


私は手伝うことにした。

驚いた顔をしている沖田陸を無視して理科室にはいる。



なんだかまだ沖田陸と一緒にいたかったんだ。