お前は絶対俺のもの




……?


しばらくして肩に手がおかれているのだとわかった。


顔を上げる。


すると沖田陸の顔があった。



「寝るなぁ……って、どした?」


「え…?あ……」


そうだ、私涙拭いてなかった……


急いでゴシゴシと涙を拭う。


「なんでもない………デス。」


そう言ってそっぽを向いた。

なんだか目が合わせられない。


しばらくの間。


「なにがあったのかわかんねぇけど……元気出せよ?」




沖田陸の優しいことばが私の心に響く。




「その…好きなヤツがさ、元気ないと調子でないし……」


ドキン……


胸が高鳴った。


案の定、クラスは騒がしくなっていてみんなに沖田陸の声は聞こえていないみたいだった。


「明るいほうが風香らしいからさ!」


そう言ってはにかんで、沖田陸は去っていった。