舞を抱き抱えたまま鍵を開けて、ドアをあけて、家の中に入り、鍵を閉める。 まず自分の靴を脱ぎ、次に舞のを脱がせて玄関から上がる。 そのまま二階の舞の部屋まで行き、舞をベッドに寝かす。 「ふぅ。やっとついた。小さいとはいえ、重くなったわねぇ。昔はあんなに軽かったのに。」 そう言って、舞の頭をなでた。 「誠君…」 「?」 まこと君? 「誰それ?」 英二君じゃなくて? そう思った時だった。 舞の目から涙が零れ落ちた。 「舞!?」