愛がピンクで、私が水色を買った。



太陽に透かすと、むっちゃきれーい!!



健太の目とかぶる…。



「あれー、沙紀。今健太君いなかった?」



「う、え?あ、ほんとや~…。…なんで1人ぼっち…?」



愛が不適ににやけて、「呼んでみよっか」と言った。



明日逢うのに~。と、思いつつ、足のスピードが速くなる。



「健太…!!」



健太が振り返る。



「あれ…。沙紀、と愛ちゃん…。」