本当は、酒大好きだけどね・・・(笑。
嘘をついてコンビニから出てマンションに戻る。

足跡が聞こえた。
そして振り向く。

やっぱり春乃だった・・・

「なんだ?春乃?」

「アンタが、酒好きなのは知ってるわ。」

「だから?」
呆れて言い返す。

「手紙を、送ったはず・・・メールだと無視するから。」
慌てて鞄を開けて春乃からの手紙を取り出す。

「これ?」
と聞く。

春乃は頷いた。
中身を開けて見る・・・。

「これ・・・有名なレストランの食事券か?レアだね。」

「アンタとお話がしたいの。」

「もうしただろう?」