秘密の関係

架倚をお姫様抱っこをして、リビングに向かう。

「大丈夫です!!歩けます!!」
腕の中でジタバタしていて落ちそう。

「落ちるよ!!大丈夫じゃないでしょう?」

「いいえ、大丈夫です!!」
言うことを聞かないため黙って架倚の頭を唇に引き寄せる。
軽く、チュッとキスをする。

そして

架倚は照れてそっぽを向く。
顔が赤いのがわかる。

「なに照れてんの?舌を入れたほうがよかった?」
もう一度架倚の顔を引き寄せる。

「いいです!!!」
可愛いな(笑。

リビングについてゆっくりソファに下ろす。
本当はもうちょっと抱いていたかった。