来る来る廻る


「誠、悪い…俺、もうそろそろ帰るよ…」

誠は慌て、新しい女を俺の横に座らした。

「そんな事言うなよ。この子リコちゃんって言うんだ、頼むよ」

「リコです。ヨロシクお願いします」

リコ?モナリコ?それは正しく、モナリザの微笑みだった。

これが、店名リコ、鈴木梨花との出会いだった。

黒髪のストレート、この店では珍しくナチュラルなメイク…なのに綺麗に見える、元々素顔が美形なんだな…。

一応ミニのノースリーブドレスを着てはいたが、それはシンプルなブラックだった。

ゴールドのアクセサリーを身に付けていたが、チャラチャラした女ではなかった。

もう一つの特徴…肩幅が狭い…二の腕が白くすっと伸びている。

今までの女とは違う。

青山ひろみの水泳選手でもしてたかのような、ガッチリとした肩、おかめのブヨブヨした二の腕、筋肉質、色黒の野田、色気ゼロの肩を持つイーグル…その他大勢諸々…肩の線に魅了されたのは…初めての事だった。

尻軽女レイは、指名が入り席を立った。

俺は、モナリザの肩と二人きりになった。