「本命の女が、金使って飲みに行く訳ないでしょ!あんた、全然人の話聞いてない人ね! いい?もう今日限りよ、明日から店に出勤して来ないでよ!私の前に顔見せたら…洗いざらい、あんたの事、ぜ~んぶ店長に言ってやるからね!店長、あなた、佐々木に金づるにされてますよ…って、気をつけた方がいいんじゃないですか? って……わかったわね!」
この邪道悪魔め!何が直也の本命だ?
要は、都合のいい女、家政婦兼、排泄係にされているだけじゃねぇか、俺のビジネス邪魔しやがって!
くそっ!
さて、明日からどうするか…突然辞める事…イーグルにどう説明すりゃいいんだよ。
参ったなぁ~
連れの岡野誠は、あれからキャバクラに勤め、今はサブマネージャーをやっているらしい。
一度飲みに来ないかと、前から言われていた。
今日はイーグル使いも休日という事で、一度行ってみるか……。
クラブ「ハリウッド」広いゴージャスな店内には、キャバ嬢がワンサか50名以上はいた。
ピンク、白、水色に花柄とカラフルな蝶々達が座っていたり、歩いていたりとしていたが、顔や髪型は皆、こぞって同じように見えた。



