★恋修行★



「その、麻里とかいう子の言ったことはごもっともじゃなぁ…。そう思わんか…?」



あたしは頷いた。



「だけど…。よく分からないんです。フラレた理由(は、ちょっと(!?)しつこく追っかけたりしたから…?)とか、どうしたら上手くいくとか。今までも考えたこと、あったんですけど…。
考えれば考える程分かんなくなっちゃって…」



私はうつ向いた。


足元の小石を蹴っていると、おじいさんが信じられないことを言った。